夫が精神疾患で失職 し、絶望に陥った体験とそこから私たちが這い上がる経緯を今から少しずつ書いていこうと思います。
夫の異変に気づいた日
「会社の上司が自分の携帯を盗聴している」 「同僚たちがグルになって自分を陥れようとしている」
夫がこうした言葉を口にし始めたのは、2018年のことでした。
当時、夫は金融機関に勤め、家族を支える大黒柱として働いていました。私は幼い子どもの育児に専念できる環境にありましたが、夫の職場は競争が激しく、ストレスの多い環境でした。
「夫の上司は本当にそんな酷いことをするのかもしれない」
最初はそう思い、夫の言葉を真に受けてしまいました。しかし、夫の言動は次第にエスカレートし、ついには職場に行けなくなる日が増えていったのです。
妄想が現実に? 失職へと向かう日々
やがて、夫は職場に足を運ぶことすら難しくなりました。その結果、上司から「そろそろ辞めたほうがいい」と言われ、夫はその言葉を現実として受け止め、ついに退職することに。
「辞めるのではなく、休職を考えてみたら?」 「人事に相談してみたらどう?」
何度も説得しましたが、夫の不安は大きくなるばかりで、結局、自ら辞職を決意。こうして、私たちの生活は大きく変わってしまいました。
流産──心も身体も限界に
実は、その頃、私は第二子を妊娠していました。
しかし、夫の精神状態が悪化する中で、私自身も精神的に追い詰められ、ついに流産。安定期を目前に控えた時期でした。病院での冷たい対応、手術、その後の心身の疲弊……。
あまりの出来事に、この話を他人にできるようになるまでに5年を超える時間が必要となりました。
これからどうなる? 這い上がるための道のり
夫の退職後、私たちの苦悩はまだ終わりではありませんでした。
収入が途絶えたことで生活は激変。私自身も精神的に不安定な日々が続きました。しかし、そこから少しずつ、私たちは前に進む決意をしました。
夫はまだ完全に回復したわけではありません。それでも、同じような境遇にいる方の参考になればと思い、私たちの経験を記録していきます。
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