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アーリヤー・バット のセレブな父・母・夫 および複雑な生い立ちについてまとめました

アーリヤー・バットかわいい 世界の情報

アーリヤー・バットかわいい ですよね。近年はわたしのイチオシのボリウッド女優さんです。Netflixで配信中のHeart of Stone(2023)で彼女が気になり始めた方も多いと思います。

実はアーリヤー・バット、お父さんが映画監督・プロデューサー、お母さんも女優というセレブな生まれです。ところが、家族環境・生い立ちがかなり複雑です。

この記事では、アーリヤーの複雑な生い立ちと半生を全解説していきます。

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アーリヤー・バット プロフィール

  • 誕生日:1993年3月15日
  • 国籍:イギリス
  • 職業:俳優
  • 活動歴:12年生(高校3年に相当)で学校を退学し俳優活動を本格的にスタート。2012年に映画デビュー
  • 父親:マヘシュ・バット(インドの映画監督・プロデューサー・脚本家、ヒンズー教徒)
  • 母親:ソニ・ラズダン(イギリス国籍のインド俳優、イスラム教徒)
  • 配偶者:ランビール・カプール(インドの大物俳優)

↓アーリヤーが強くてかっこいいヒロインを務めたおすすめ映画です↓

マヘシュ・バットの1人目の奥さん

アーリヤー・バットのお父さんはマヘシュ・バットというインドでよく名の知られた映画監督です。

マヘシュ・バットはアーリヤーのお母さんと出会う前に既に別の女性と結婚し2人の子供に恵まれていました。

一人目の奥さんの名前はロレイン・ブライト。のちにインド式にキラン・バットと改名していますが、アルメニア、イングランド、スコットランド、ミャンマーの4カ国の血を引く方のようです。マヘシュ・バットと出会ったころはムンバイの孤児院にいたらしいのですが、なぜ彼女が孤児院にいたのか、その事情についてはネット上にあまり資料がありません。

マヘシュ・バットは浮気っぽい男性のようで、ロレイン(キラン)さんとの間に1人目のお子さん(男の子)が生まれた後、アーリヤー・バットのお母さんとは別の、パーヴィーン・バビという名前の女優さんと不倫していました。

この不倫は破局に至り、マヘシュ・バットはロレイン(キラン)さんの元に戻ります。二人の間に2人目のお子さん(女の子、のちに女優として活動開始)が生まれた後で、マヘシュさんはアーリヤー・バットのお母さんであるソニ・ラズダンと出会います。

マヘシュ・バットの2人目の奥さん(アーリヤーのお母さん)

インド人の名前に慣れている方は苗字ですぐにわかると思いますが、アーリヤーのお父さんはインドで多数派を占めるヒンズー教徒、お母さんはイスラム教徒です。

実は、インドで異教徒同士が結婚することはかなり稀す。ヒンズー教徒とイスラム教徒の間の結婚は特に両家に大反対されることが多く困難です。

マヘシュ・バットはソニ・ラズダンと結婚するためにイスラム教に改宗しており、更に1人目の奥さん、キラン・バットとの結婚も解消していないようです。まさかの重婚状態です。ヒンズー教徒に関する法律のもとでのキランさんとの結婚とイスラム教徒に関する法律のもとでのソニさんとの結婚はインドでは両立し得るんですね。

ちなみにアーリヤー・バットはまさにインドの多様性が産んだ美女だと思っています。詳しくはこちらの記事をご参照ください。

ソニ・ラズダンさんとの間にシャヒーン(姉)・アーリヤー(妹)の二姉妹が生まれています。

ちなみにマヘシュ・バットはロレインさんとの恋愛やパーヴィーン・バビとの不倫を題材に映画を作っています。

子供時代、お父さんとの接触があまりなかったアーリヤー・バット

お父さんが有名な映画監督であることからセレブな育ち方をしたと思われがちなアーリヤー・バットですが、上記のような複雑な家庭だったため、子供時代はお父さんとの接触がほとんどなかったようです。

ただ、アーリヤーが新聞や雑誌の取材で幼少時に映画のセットを訪れたエピソード等を語っていることから、お父さんがソニさんとの間に生まれた2人の娘を時折仕事場に連れて行っていたことが伺えます。

ロレイン(キラン)さんを母にもつ腹違いのお姉さん(プージャ・バット)も、自分と血のつながった実のお姉さん(シャヒーン・バット)もそれぞれ女優として活動していることを踏まえると、お父さんは家に帰ってこなくとも子供たちにかなりの影響を与えたといえるでしょう。

「子供時代は父とあまり接点がなかったけれど、映画デビューしてからは頻繁に話すようになった」とアーリヤーは別の取材で答えています。

接点があまりなかったとはいえ、アーリヤ・バットは17歳で高校を退学して女優活動を開始し、18歳の時にメインストリーム作品で堂々とヒロイン役デビューしています。ボリウッドは俳優を目指す容姿端麗な若者たちが常にインド中のあらゆる場所から集まる場所で、その多くは芽が出ないまま脱落していきます。そのような過酷な環境でのスピードデビューはお父さんの尽力によるものと考えて間違いないと思います。

複雑な感情渦巻く兄弟姉妹

以下の動画はシャヒーンさんが自らの長年の鬱病体験について本を書いた際の出版イベントの一幕です。メインで話していらっしゃるハスキーボイスの女性がプージャさんです。アーリヤさんを批判しているように取れる発言もあり、決して兄弟姉妹、和気藹々というわけではないことが伺えます。

シャヒーンさんが長年鬱病を患っていたのも複雑な家庭環境が一因となっているように思わざるをえません。

マヘシュ・バット自身、異教徒間に生まれた婚外子だった

ここで一旦焦点をお父さんのマヘシュ・バットに移します。

マヘシュ・バット自身、ヒンズー教徒の父・イスラム教徒の母の間に生まれています。

マヘシュ・バットのお父さんは実は他に家庭を持っていましたが、イスラム教徒のお母さんと出会い結婚しないまま6人の婚外子を設けました(マヘシュさんは4人目)。お父さんは子供たちのために送金はしていましたが、ほとんど家に顔を見せなかったようです。

シングルマザー家庭で経済的な余裕はなかったようで、マヘシュ・バットは早くからアルバイトに精を出し、「お金のために」映画界に足を踏み入れます。

お父さんの生い立ちを知ると、アーリヤー・バットの生まれた複雑な家庭環境にも納得が行く気がしてきます。

アーリヤー・バットのおじいさんがおばあさんと籍を入れなかったことを考えると、重婚ではあってもマヘシュさんがソニさんにコミットしたことは進歩なのかもしれません。

アーリヤー・バットの華やかな結婚

2022年4月、アーリヤーは以前から交際していた大物俳優、ランビール・カプールと結婚

7ヶ月後には女の子を出産しています。「Heart of Stone」は妊娠中に撮影されたそうです。

「婚前交渉などけしからん」という保守的な風潮がまだ根強く残るインドですが、お父さんの奔放さを踏まえるとおそらくバット家ではごく純粋に新たな命の誕生が喜ばれたのではないかと思います。

ちなみに以前、アーリヤーの旦那様の主演作を別記事で紹介させていただきましたので、よろしければそちらで予告編をご覧ください。

心理学では両親がたどった道をいつの間にか子供も歩んでしまうことが多いと言われますが、アーリヤーにはぜひ末長く平穏な家庭を築いてほしいと願います。

アーリヤー・バット主演のおすすめ映画

アーリヤーのデビュー作は「Student of Year」という学園もので、ヒロイン役での大抜擢でした(当時18歳)。この頃は可愛いだけが価値の深みのないキャラクターを演じることが多く、特に私は関心をそそられることはありませんでした。

2010年代も後半になってから裏に事情を抱えた複雑な役をこなすことが増え、私もこの頃から「アーリヤー・バット、かわいい!」と思い始めました。

特におすすめのアーリヤー・バット主演作を以下にご紹介します。

2 States (2014年)

監督:アビシェーク・ヴァルマン 

インドでベストセラーとなった半自伝的小説が原作のラブストーリーです。

女性の社会進出が(日本よりもずっと?)進み、大学や就職先で様々な家庭出身の男女が出会う機会が増えてきたインド。そんな現代インドを背景に、同じ名門MBA課程に入学した北インド出身の若者(男性)と南インド出身の若者(女性)が出会い婚約しますが、北インドは典型的な家父長制が根強く残り、南インドは女性の力が強い母系社会。両家の間で文化がぶつかり合い、結婚への道のりも険しいものになっていきます。

見ていて途中で苦しくなってくるかもしれませんが、日本人には見やすい映画だと思います。

Dear Zindagi (2016年)

幼少期に両親に放置されたトラウマから精神的な不安定さを抱えて生きる女性が、とあるセラピストとの出会いを通じてトラウマを克服する様子を描いた、刺さるヒューマンドラマです。別記事でご紹介していますのでご参照ください。

Gangubai Kathiawadi (2022年)

監督:サンジェイ・リーラ・バンサリ

16歳で婚約者に騙されて売春宿に売られた後、意図的にマフィアとつながりを持つことで社会的な影響力を得、やがて自ら売春宿のマネージャーとなり売春婦の人権のために戦ったとされる実在の人物の半生を描いています。

まとめ

可愛いルックスからは想像できないほど複雑な家庭で育ったアーリヤー・バット。本人にはこれからもお父さんのように不倫などせず、穏やかな家庭を築いてもらいたいと勝手に願っています。

またアーリヤーが新たな優良作品に出演した際はこちらに追記いたします。

インドに美人が多い理由を考察したこちらの記事もよろしければご参照ください。アーリヤー・バットはまさに多様性が産んだ美女ですね。

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