インドに美人が多い理由 を分析しようと思い立ちました。ネットを見ると「インドには美人が多い」と話題にしている方も多いようですが、ボリウッド女優さんには本当に美しくゴージャスな方が多いですね。
本当にインドには美人が多いのか、それともボリウッド女優さんは例外なのか。そしてインド美人が生まれる背景と理由について考察してみました。
実は多様なルックスの人々で溢れるインド
「インド」と一言でまとめられてしまうことが多いインド亜大陸ですが、実は多くの民族や文化が入り交じる地域です。地理の教科書によく出てくるのは先住民の「ドラヴィダ系」および後からやってきたとされる「アーリア系」のインド人ですが、実はそれだけでは全くないのです。
例えば、この若い女性もれっきとしたインド人です。
地理的に考えると当然ですが、インド北東部にはモンゴロイド系インド人が多いのです。また、インド北東部ではK-Pop や韓流ドラマが大人気で、この地域からの日本に関するGoogle検索件数も多いようです。外見的にも文化的にも、東アジアのカルチャーに共感する人が多いのでしょうね。
一方こちらはアフリカ系インド人女性です。
主にアフリカの東岸から奴隷としてインドに連れてこられた人々の子孫とされており、インドの先住民族と混血しながらアフリカの要素を残す独自の文化を形成しているそうです。
インドに美人が多い というけれど、どんな顔の人？
「美人」と一言で言ってもいろんなタイプの方がいらっしゃいますが、今も昔も、ボリウッド映画界で活躍する女優さんは肌が白めで顔立ちの濃いアーリア系女性ばかりです。日本人が「インドには美人が多い」と騒ぐときも、具体的にはこのタイプの女性たちを指して言っていると思われます。
しかし、インドではこのような人々ばかりが歩き回っているかというと、上にも述べたように全くそんなことはありません。
インドに美人が多い 理由
以上を踏まえ、インドに日本人の憧れてしまうような美女が多く生まれる背景・理由を考察してみました。
人口の多さと多様性
インド人口は2022年末の時点で中国を抜いて14億1700万人に到達しています。
この14億人超の人たちは、比較的色白で彫りの深い顔立ちのアーリア系、ダークスキンで手脚の長いドラヴィダ系、穏やかな顔立ちの東アジア系および東南アジア系、生命力にあふれるアフリカ系など多種多様な人種で成り立っています。
上記に挙げただけではなく、イランでの迫害を逃れてインドに定住した肌の白いゾロアスター教徒、旧宗主国だったポルトガル、イギリス、フランス（植民地時代、インドの一部の地域はフランスに統治されていました）にルーツをもつ人々も存在し、長い歴史の中で少しずつ現地の民族と混血しながら暮らしています。
これだけ多様性あふれる膨大な人口の中に、一定の割合でエキゾチックな美女が生まれるのは当然のことと言えそうです。
女性らしさが尊重・祝福される文化
インドには女性らしさが祝福されるカルチャーが根強く残っています。
都市部では女性の社会進出がかなり進んでいますが、オフィスで働く女性たちの中にも長い髪をふわりと垂らして、女性らしさを犠牲にせず働く方が多いことに気づきます。
女性らしさを常に自然に身に纏っていることも、女性たちの輝きを増しているのでしょう。
安価で幅広いビューティーサービス
2番目の理由にもつながりますが、インド人女性は美容に余念がありません。そしてそのニーズに応えるためのさまざまなビューティケアが存在し、アーユルヴェーダトリートメント、フェイシャル、オイルマッサージ等、幅広い美容ケアを比較的安価に受けられます。
こういった日々のケアも、女性の美しさに拍車をかけるのでしょうね。
まとめ
- インドは人種的多様性にあふれる国
- 14億人の多様性あふれる人々の間には当然のように一定数の美しいルックスが現れる
- 女性らしさを尊重する文化と豊富な美容サービスもインド女性の美しさに貢献
以上が「インドに美人が多い」理由ではないかと思いました！
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