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ADHDや虫歯から子供を守る本 〜医療系の育児書を200冊読んできた母が厳選して紹介

ADHDや虫歯から子供を守る本 健康に投資

ADHDや虫歯から子供を守る本 の中から、選りすぐりの5冊をご紹介します。

私は昔、身体の弱い子供でした。すぐ風邪はひくわ、すぐ吐くわ、虫歯は多いわ、鼻血は出しやすいわで両親は大変だったことと思います。しかし成人してから栄養について学ぶようになり、子供の頃与えられていた食べ物に幼少時の体調不良の原因があったと知りました 。

両親は当時としてはまだ珍しい共働きで、私が日中与えられていた食べ物に関心を払う余裕がありませんでした。またちょうどその頃地方にはコンビニやファーストフードの店舗も増え始め、地域の子供イベントで振る舞われる食べ物にもコンビニおにぎり、マックのハンバーガーセットなどが登場するようになっていました。

現代の子どもたちを取り巻く環境は(少なくとも健康への影響の観点からは)更に悪化し、子どもを医者いらずで暮らせるように育てることが難しくなってきていると感じます。

自分の子供だけはどうしても健康に育ててあげたいと思った私は、娘が生まれる前から現在に至るまで、医師・歯科医・栄養士による健康・保健に関する育児本を日英両語で200冊近く読んできました。残念ながら、その多くはどこかで聞いたことのある当たり障りのないことばかりを並べた、忘れ去ってしまっても問題ないような書籍でした。

しかし中には、著者が臨床の現場で自ら掴んだ革新的な知識を詰め込んだ良書も少数ありました。そのような良書のうち、比較的最近出版された書籍5冊を厳選して紹介いたします。(一部、日本語にまだ翻訳されていないものがありますのでご了承ください)。

いずれも子供を育てるようになってからではなく、妊娠を望むようになった段階から読んでおきたかった本ばかりです。

ADHDや虫歯から子供を守る本

ADHDや虫歯から子供を守る本 おすすめ5冊

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『予防接種のえらび方と病気にならない育児法』

著者:黒部 信一

母子手帳で推奨されている小児ワクチンの全てが子供にとって必要なわけではなく、一部はむしろ長期的な悪影響がメリットを上回ることをご存知でしたでしょうか?

また、ワクチン接種を受けることが一般的になっているけれど、実は既に確立された治療法があり、幼少時に罹っておいた方が長期的には健康上のメリットのある感染症もあります。

この書籍では、受けさせた方が良い予防接種、やめておいた方が良い予防接種が具体的な理由とともに紹介されています。

赤ちゃんが産まれると多忙になり、それぞれのワクチンのメリット・デメリットをじっくり考える暇はありません。出産前のまだ時間がある時にぜひ読んでおくべき一冊です。

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『Healthy Food, Healthy Gut, Happy Child: The Real Dirt on Raising Healthy Kids in a Processed World』

著者:Maya Shetreat-Klein

子供たちが自然(特に土)と素肌で触れ合うことの健康上のメリット、少々泥のついたままの野菜を食べることのメリットなどを説明しています。

著者はアメリカの大都市在住の医師ですが、小さな土地を切り開いて野菜畑を作ったり、身体に良い本物の牛乳を求めて田舎まで車を走らせているとのことです。

残念ながら日本語訳はまだ出ていないようです。

『Cure Your Child with Food: The Hidden Connection Between Nutrition and Childhood Ailments』

著者:Kelly Dorfmann

著者はADHD、読み書き習得の遅れ、極度の便秘などを訴え送り込まれてくる子供たちを栄養指導で治してきた管理栄養士で、薬剤の処方ではなく、決定的に欠乏している栄養素を補充したり、身体に害を及ぼしている食品・薬品を除去することでそれぞれの子供の健康問題を解決しています。

私がこの本に出会ったのは、娘が1歳の頃でした。娘は1歳になった頃から慢性的な便秘になり、脱腸まで起こしてしまっていました。

小児科医に連れて行っても下剤を処方され「水分をたくさん摂らせてください」「食物繊維を多く与えてください」と、言われなくても分かる、当たり前のことを繰り返し指導されるばかりで困っていました。そんな中、この本のおかげで便秘の原因が1歳になって与え始めた牛乳・乳製品だったと気づくことができました。

食事から牛乳・乳製品を取り除くことで便秘は完全に解消し、本当にこの本に救われました。

お子さんの症状でお悩みの方に必ずヒントを与えてくれる書籍です。残念ながら、まだ日本語訳は出版されていないようです。

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『Cure Tooth Decay: Remineralize Cavities & Repair Your Teeth Naturally With Good Food』

著者:Ramiel Nagel

著者は、娘さんの酷い虫歯を食事改善で自然治癒させたお父さんです。

歯も身体の一部。虫歯になりやすいということは骨も弱くなっていることを示唆します。丈夫な骨と歯を作るためにはミネラル類とタンパク質が重要です。

著者の場合、お嬢さんが生まれる前(妊娠前および妊娠中)にお父さんとお母さんが夫婦で徹底したベジタリアン食を摂っていたことが、娘さんの歯が弱くなってしまった原因だろうと考察しています。

弱い骨や歯を持って生まれてしまったらもう打つ手がないわけではなく、著者のように栄養改善を徹底して行うことで、より強い骨・歯に生まれ変わらせることが可能です。

自宅で虫歯を治すためのレシピ、1日の献立案、サプリメントも紹介されています。私も妊娠前からこんな食事ができていればよかったと思わずにはいられません。

私が虫歯をたくさん抱えていた小学生の頃、もし歯科医が家族に対してこのような栄養改善指導をしてくれていたら、毎週の歯医者通いは必要なくなっていたかもしれないんですね。この事実を知った時は愕然としました。

『名医は虫歯を削らない 虫歯も歯周病も「自然治癒力」で治す方法』

著者:小峰 一雄

虫歯の1番の原因は歯の外側に食べ物が付くことではなく、慢性的な高血糖により歯の内部が弱くなることです。

この書籍は、これまで正しいとされてきた虫歯発生の機序に疑問を呈するほか、虫歯を出来るだけ削らずに治す「ドックスベストセメント療法」について解説しています。ドックスベストセメント療法では、銅イオン・鉄イオン・複数ミネラル類を配合したセメントを滅菌した虫歯に塗ることで再石灰化を促します。

全国で同療法をおこなっているクリニックのリストも巻末に掲載しています。

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まとめ

本当に役に立つ健康・保健・医療系の育児書を紹介させていただきました。いずれの書籍を読んでも感じることは、現代の暮らしやライフスタイルが人間の身体のニーズに全く合わないものになってしまっているという事実です。

常に情報をアップデートし、生活の中で工夫を凝らすことが保護者の新たな役割になっていると思います。

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