スポンサーリンク

育児中リモートワークのリアルなメリット・デメリット

育児中リモートワークのリアルなメリット・デメリット 在宅で稼ぐ

育児中リモートワークのリアルなメリット・デメリット を現役ワーママ目線でまとめています。

数年前、夫が精神疾患から失職して大ピンチだった私。子供のそばにいたい一心でフルリモートを目標に据え準備を開始しました。目標を叶えた今でも、フルリモート勤務にはほぼメリットしか見出していません。

しかし私の考え方が世の中で一般的というわけではないようで、「リモートワークだと仕事しすぎになるのでは?」など懐疑的な声もあるようです。

この記事では、フルリモートワークのメリット・デメリット双方をあらためて現役者目線で洗い出してみました。

リモートワークは仕事のしすぎにつながる?

まず「リモートワークは仕事のしすぎになりやすい」というよく聞く懸念ですが、結論としては個人の価値観とプライオリティによるところが大きいと感じています。

独身または結婚されていてもまだお子さんがいらっしゃらない方たちの中には、会社がその方に求める以上の時間とエネルギーを仕事に費やす方もいらっしゃいます。

一方私は子どもが何より最優先ですので、要求されている仕事が終わり次第勤務は切り上げ、そこからの時間とエネルギーは全て家族と自分の健康に向けています。

育児中リモートワークのリアルなメリット・デメリット

育児中リモートワークのリアルなメリット・デメリット

スポンサーリンク

リモートワークのメリット

家族の有事にいつでも対応できる

育児中ママにとってのリモートワークの最大のメリットは、お子さんが急に具合悪くなったり怪我をしたときにいつでも駆けつけて対応してあげられることです。コロナやインフルエンザで娘のクラスが学級閉鎖になった時も慌てることはありませんでしたし、学級が再開してから学校のスケジュールがずれてしまい平日に運動会が行われた際も余裕で観に行くことができました。「いつでも有事に対応できる」という安心感から、常に心に余裕を持って働けています。

子どもを中心にスケジュールを組むことができる

フルリモートの仕事は完全アウトプットベース・成果主義である場合が多く(やるべきことができていれば、いつやったかは問われない)、多くは中抜けも許されています。私の場合は娘の帰宅時間にはできる限り会議が入らないように調整し、帰ってきたら笑顔とゆったりした気持ちで迎えて宿題を見てあげることにしています。

育児中リモートワークのリアルなメリット・デメリット

通勤に時間と体力を奪われない

昔は私も電車通勤・自動車通勤に1日2〜3時間費やしていたことがあります。今振り返ってみて当時は通勤によって時間だけでなく体力もかなり消耗しており毎日疲れきっていました。一方でリモートワークですと朝はお茶やコーヒーを飲みながらゆったりとした時間を過ごせますし、仕事を終えてからも早めの時間に夕食を食べ、お風呂にゆったり浸かって心身を休めることができます。育児中ママにとっての最重要資産である体力と時間の余裕がまるで違います。

育児中リモートワークのリアルなメリット・デメリット

自分の体調管理がしやすい

通勤していた頃は朝食を準備する時間がない日も多く、どうしてもパンとコーヒーなどすぐに食べられる糖質オンリーの食事に走りがちでした。夜も同様で、20時以降まで勤務した日には空腹を我慢しきれず、駅近くのパスタ屋さんやラーメン屋さんで高糖質の食事をがっついてしまっていました。当時は好きな時間に身体が必要としている食事を取れないという事実自体もストレスでした。

フルリモートの今は、自分の身体が食事を必要とするタイミングで必要な栄養素を備えた食事を摂ることができ、食事に関するストレスがなくなりました。1日3回自宅で食事をとりますので、ミールキットを簡単なレシピと一緒に届けてくれるヨシケイさんにはかなり助けられています。現在、お得にお試しできるキャンペーンを実施中のようです↓




また、通勤していた頃は平日ジムやプールで運動する時間を取れず、なまっている身体に心地悪さを感じながら何とか一週間持ちこたえているような生活でした。現在は娘の登校後、1日おきにサーキットトレーニングと屋外ウォーキングでリフレッシュしてからリモート出社しています。

育児中リモートワークのリアルなメリット・デメリット

会議のための移動時間がゼロ

オフィスワークをしていた頃は会議から会議への移動がかなりのストレスでした。前の会議が長引いてしまうと次の会議に遅れるのではないかとヒヤヒヤし、時間通りに到着するための交通手段を頭の中でぐるぐると巡らせていました。それに比べて、ボタンひとつで会議室を移動できる現在は天国です。浮いた時間は実際の仕事に充てることができます。

精神的ストレスが断然少ない

オフィスで働いていると社内政治に巻き込まれてしまったり、同僚の愚痴や発言からネガティブパワーを受け取ってしまったりするものです。私の場合、一時期は上司の愚痴を延々と聞かされるのが仕事の一部になっており、それだけでかなりのエネルギーを奪われてしまっていました。

リモートワークではそれぞれの社員がそれぞれの抱える仕事を粛々と進めるのが基本で、愚痴り合う場がほとんどありません。受ける精神的ストレスを最小限にして、やるべきことに集中することができています。

勤務時間外に飲み会などで時間を取られない

人それぞれだと思いますが、昔の私にとって勤務時間外の飲み会は無駄な時間でしかなく、嫌で仕方がありませんでした。相当嫌がっていた割には断るだけの度胸もありませんでしたので大体は出席していましたが、費用を会社が持ってくれるならともかく自腹の飲み会があった日にはもう泣きそうでした。今では飲み会を断るかどうか悩む機会すらありません。

外食費が激減する

通勤があった頃は上述のとおり何かと外食しがちでした。現在は基本的に平日は1日3回、家でご飯を食べることができています。小腹がすいた時もコンビニで売っているような食品ではなく、自分で作った健康食で空腹を満たすことができています。

育児中リモートワークのリアルなメリット・デメリット

首都圏で給与をもらい地方で暮らすオプションがある

首都圏ご出身の方には地方移住への抵抗があるかもしれませんが、都会と比較して地方暮らしには以下のようなメリットがあり、私は毎日幸せを噛み締めています。地方に住むというオプションを選べるのも、リモートワークならではです。

  • 人がイライラしていない。子連れの外出時に電車やバスで席を譲ってくれる優しい人たちがたくさんいる。
  • 子どもを保育園・幼稚園に入れるのが難しくない
  • 自然が多く生活の中で癒されることが多い
  • 公園や公共施設の数・面積が大きい
  • 広い道路をゆったり散歩できる
  • 大都市に比較して物価が安い
  • 公立小・中学校が少人数教育

育児中リモートワークのリアルなメリット・デメリット

引っ越しが必要となっても仕事を続けられる

我が家ではまだ先の話ですが、もし夫が県外の職場に復職することになり再移住が必要となったとしても、私は今の仕事を続けることができます。昔の働き方ですと通勤圏外への引っ越し=退職でしたので、今の立場を本当にありがたく思っています。

リモートワークのデメリット

苦労・工夫が理解されづらい

難しい責任・タスクを引き受けた時、リモートワークでは結果だけが認められがちで、達成に至るまでの苦労をアプリシエイトされにくいと日々感じています。苦労や血の滲み出るような努力、工夫に対する評価の欠如が鬱憤の蓄積につながらないようにするためには、仕事以外の世界を持つことも大事だと思います。

社交性が非常に高い人には合わない可能性も

社交的な人は他の人たちとの関わりからエネルギーを得る人、一方で内向的な人は自分と向き合う静かな時間からエネルギーを得る人だそうです(ただし二択ではなく、誰でも社交的な側面と内向的な側面の双方を持っているとのこと)。

私の性格は、かなり内向的な側面が強いと思います。ですから1人で集中して仕事を進める時間に元気をもらっています。

逆に社交的な側面が決定的に強い方の場合は、リモートワークで粛々と仕事を進めることで逆に疲れてしまうかもしれません。そういった方が子育て上の事情でリモートワークを選ぶ場合は、ハイブリッド型(週数回の通勤あり)の職場を選ぶと良いかもしれませんね。

社内の動きについての情報が入ってこない

オフィスワークですと一日オフィスにいるだけで只事ではなさそうな会議を目撃したり、社内の動きについての情報を小耳に挟んだりするものです。

一方リモートワークでは自分に与えられた仕事を自宅で粛々とこなすことになりますので、社内の他部署や上層部の動きについての情報がなかなか入ってこず、知りたい情報は自ら積極的に取りに行く必要があります。

同様の理由から、昇進意欲が強く積極的に上層部に自分の熱意と将来性をアピールしたいという方にはリモートワークは向かないかもしれません。

お子さんの年齢と居住環境によっては厳しいケースも

私の場合は子どもが幼稚園に入り1人遊びもできるようになってから在宅でフルリモートの仕事を始めましたが、お子さんがまだ乳児〜2歳くらいで幼く、かつ保育園や実家のサポートも得られない環境の場合はフルタイムの仕事を在宅で進めることには困難があるかもしれません。

その場合は、スマホを使って隙間時間で着々と勉強を進めることをお勧めします。

光熱費は増える

外食費が下がる一方、家にいる時間が長いので光熱費は増えています。ただし、外食費が私の場合は一日平均1,500円、月平均3万円くらいは浮いていますので、光熱費によるダメージの方が圧倒的に少ない計算になります。

育児中リモートワークのリアルなメリット・デメリット

リモートワークが向くのはこんな人

以下の要素が複数当てはまる人にはリモートワークのメリットがデメリットを上回るのではないかと思います。

  • 自立心が強めで、周りからのお世話がなくとも自分で仕事を推進できる
  • 夜早めに仕事から頭を切り替えてゆっくり過ごしたい
  • 自分の体調に合う時間帯に体調に合う食事を摂りたい
  • お子さんやご家族・友人と過ごす時間を増やしたい
  • 旦那さんが転勤族で定期的に引っ越しが発生する
  • 家族の有事にいつでも対応できる体制で働きたい
  • 通勤・移動に時間と体力を費やしたくない
  • 今現在は特に昇進したいとは思っていない
  • 朝、ゆったりと1日をスタートさせたい
  • 生活に無理なく運動を取り入れたい
  • 内向的な性格で1人時間が好き

結論

時間にもエネルギーにも限界がある育児中のママにとって、リモートワークのメリットは圧倒的にデメリットを凌ぎます。私自身、育児と夫のケアをしながらも疲弊せずにフルタイムで働けているのはフルリモートだからこそです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました