子供の肌トラブルに悩んでいる親御さんは多いのではないでしょうか? 我が家も「アトピー性皮膚炎」と診断され、ステロイド治療を試しましたが、症状は悪化。 しかし、ある食材を除去しただけで、みるみるうちに改善しました。 今回は、その驚きの体験談をお話しします。
小学1年生で腕を痒がるように
うちの子は乳児期から肌がきれいで、皮膚科とは無縁でした。 しかし、小学校入学後、急に腕を痒がるようになったのです。
生活の変化を考えると、思い当たるのは学校給食。しかし、給食をやめる選択肢は現実的ではありません。 そこで、食品のラベルを徹底チェックし自宅での食事をできるだけ「無添加」に。 しかし、痒みは改善しませんでした。
皮膚科で出された薬でさらに悪化
受診した皮膚科では、「アトピー性皮膚炎」と診断。 処方されたのは、ステロイド(ベタメタゾン)と、新しい保湿剤「モイゼルト」。

医師の指示通り、ステロイドを1日2回塗りました。 しかし、翌日には塗った箇所に白い膿をもったブツブツが大量発生!
子供は「塗りたくない」と泣くようになり、使用を中止。 ブツブツが消えてから今度はモイゼルト軟膏を試しましたが、 かえって痒みが増し、お風呂で「お湯がしみる」と号泣するほどに。
「本当にアトピーなのか?」と疑問を持ちましたが、 通常の皮膚科でセカンドオピニオンを求めても見立ては同じ、さらに別のステロイドを処方されるだけで、 完全に行き詰まってしまいました。
漢方医の食事指導で意外な原因が発覚!
そこで、ネットで調べ、アトピー専門の漢方医(保険適用外)を受診。
「1週間分の食事記録を持ってきてください」と言われ、細かく記録。 診察時、医師はすぐにこう言いました。
「牛乳・乳製品と卵をやめてみて」
娘は牛乳・乳製品が大好きで、夫が私がホエイプロテインを飲んでいると欲しい欲しいともらいにくるほど。 突然の禁止令に涙目になりました。
そこでまずは卵だけ除去し、効果がなければ次に牛乳を抜くことにしました。
除去食を始めたらみるみるうちに治癒
驚いたことに、卵を抜いて2日目から、肌の赤みが減少!
ビフォー:
皮膚科の薬で悪化し、赤みが広がった右腕の写真

アフター(1週間後):
赤みが消え、新しい肌に生まれ変わってきた右腕の写真

※写真は個人情報保護のため、加工済み
「良かれと思って食べさせていた卵が原因だったなんて…」
しかも、栄養価が高く、健康に良いとされる卵が!
まとめ:子供の肌トラブルに悩む方へ
皮膚科の薬が効かず、むしろ悪化した娘の皮膚炎。 しかし、 卵を抜いただけで改善 しました。
もちろん、すべての子供に当てはまるわけではありません。 しかし、もし 皮膚トラブルが続いているのなら、食事を見直してみるのも一つの方法 かもしれません。
私たちの経験が、同じように悩むご家庭のヒントになれば嬉しいです。
卵を抜いた食事を試してみたい方へ
娘の皮膚症状が卵に対する反応だったとわかった今、こちらの書籍にお世話になっています。

アレルギー体質自体の改善に家族で取り組むため、最近はコールドプレスジュースも飲むようにしています。詳細はこちらにまとめましたので、よろしければご参照ください。